覚えにくい顔

小学生のころは学年全員、男子も女子も顔と名前を覚えることができた。ちなみに当時は40人くらいのクラス×5クラスあった。

それが中学、高校と進むにつれて全員を覚えることができなくなった。9クラスくらいあったせいもあるだろうけど、ほかに覚えるべきことが増えたのだと思う。

名前と顔、どちらが覚えやすいかというと顔である。脳科学的にも視覚情報の記憶力というのはすごいらしい。だからたまにある「この人どこかで会ったような…」という感覚はあながち間違いではないらしい。

という話をしておいてなんだけど、最近人の顔が覚えづらいと感じることが多い。名前はなおさら。

店に立っていると日々お客さんに接するわけだけど、どうにもなかなか覚えるのが難しい。何度か来店してもらってるのに(それは会話でわかることがある)、初めて会った気がしたり。

そのくせ地元のスーパー「マツモト」へ行くと、「あの人どっかで見たな~お客さんかな~」と気になることがしばしばある。

たぶん、人によって覚えやすい顔、覚えにくい顔というのがある。というのがわたしなりの結論である。

なので、いつもパン買いに来てるのによそよそしいな~と感じたら「たぶん覚えにくい顔なんだ」と思って下さい。決してよそよそしくしているわけではありません。たまに数分のタイムラグを経て思い出すこともあります。完全に人違い、勘違いしていることもありますけどね。

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