おはようございます。
ボーボーの庭木そっちのけで今年の目標に向かってぼちぼち活動しはじめています。
先日久しぶりに高槻にあるバイオマス粉炭研究所へお邪魔してきました(現在は「高槻バイオチャーエネルギー研究所」というそうです)。
お伺いしたのは約2年ぶり。Facebookなどでちらほら動向は存じ上げていましたが、あらためて社長?所長?のSさんのお話を伺っているとますます活動が拡大充実されていて大変刺激的でした。
「無動力炭化平炉」という独自の製炭技術で炭を作っておられるのですが、それで満足せずさらに違った特徴を持つシステムを次々と導入していっておられます。
それとは別に、バイナリー発電のほうももちろん進んでいますし、製炭技術の伝播、炭を使った海洋プラごみ解消のプロジェクトなどなど次々と取り組まれており、目を見張るようなご活躍。さすがです。
今回お邪魔したのは、パン窯の構造につながること、製炭技術のことについてちょっとお伺いしたいことがあったからです。おかげさまで、頭の中が整理され次なるアイデアがむくむくとまた湧いております。
燃焼や炭化のことなどで共通するテーマがあってお付き合いさせてもらってはいるんですが、わたしとしてはこちらの会社が取り組んでおられるスタンスにおおいに共感するところがあって、ずっと注目をしています。
それは、「炭」をキーワードに「製炭」にとどまらず、人々の暮らしや世の中のためになる活動をされていることです。
当店もパン屋ではありますがただパンを焼いていればいいとは思わない、というかもっと広がりのある活動をしていきたいと思っています。ですからSさんの「製炭」だけを考えている人にはない柔軟な発想とひらめき、そして行動力に尊敬の念を禁じえません。
わたしは常々、業界の新技術を生み出したり、社会を変えるブレイクスルーを起こすには専門領域を超えた柔軟な姿勢が大切だと考えています。今後も高槻バイオチャーエネルギー研究所は要注目です。
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