さくら終わりました

おはようございます。

朝晩はひんやりしますが、やっと暖かくなってきました。昨日もシャツ一枚で作業していました。一年のうちで気候のよい時期というのは限られていて、その時は遊びにも作業にもベストシーズンなのでにわかに忙しくなります。うまく一年が回せないものかといつも思案しています。

さて、3月から好評いただいておりました「さくら大納言」「ベーグル さくら」のさくらシリーズは散りゆく桜とともに今季は終了させていただきます。また来年の登場をお楽しみに。

次の季節ものは・・・まだ確定しておりません。

2020年5月 営業予定

営業予定があったりなかったりですみません(+o+)

5月は予定通り(木)(金)(土)の営業です。

営業停止などにならない限りは。

今しばらく・・・

こんにちは。

今あちこちの飲食店では、コロナの影響で休業を余儀なくされたり、売上が激減したりと大変なことになっています。

そんななか、非常に幸運にも当店はタイミングよくメディアに紹介されたりしたおかげでお客様にご来店いただき、なんとか大きな被害も受けずに済んでおります。この場を借りてお礼申し上げます。

コロナの影響で行き場を失った人たちが、さてどこへ行こうかと思っているときに検索して見つけやすい、という状況が起きているというのが私なりの分析です。

***

そんなわけでして、ただいまパンが残らないという状況です。クロックムッシュも焼けません。リベイク( https://rebake.me/ )にてご注文いただいているお客様には1か月以上もお待たせしている状況となっております。もともとロスパンということで注文を受けていますからこれを謝るべきなのかどうかはよくわかりませんが、今しばらくお待ちいただきたいと思います。

今のところこれ以上取材を受けたところはありませんから、もうしばらくしたらまた落ち着くと思われます。お店としてはずっとこうして売れてほしいですが、お待たせしているのも落ち着きませんし、完売後に来たお客様に「すみません。もう、これだけしかなくて・・・」とお断りするのも忍びなく、複雑な気分です。反動からくる客離れも怖いですし。

今できることは、アフターコロナのために粛々と新しい窯の設計に取り組むことかと思っております。

子どもと関わる

こんにちは。

山の木々に新芽が芽吹いてきましたね。気候もいいし天気がよければ山に登りたい気分です。とはいえ、休みの日に天気がいいとも限らずなかなか実現しないものです。

営業日外の日で天気が良ければ優先的に薪割りと剪定、草引きに充てています。そろそろ草刈りもせねばならない時期となってきました。

ここのところはその上に子どもたちへ時間を割くことも増やしています。今朝は算数と漢字練習に付き合い、そのあと「スクラッチ」でプログラミング体験もさせました。

***

3月上旬から5月上旬まで、あるいはそれ以上の間子どもたちは学校が休みなわけですが、この期間の時間の使い方というのはものすごく大切だと思うのです。普通に考えてこんなに休みはないわけですし、しかも学年の変わり目、遊びに行くところも限られている、という特殊な期間です。

うちの場合、まだ学校で習っていないことを教えています。初めての教科もありますから、予習をしておくといざ授業が再開したときに乗り遅れることがないようにとの思いです。小さなうちに後れをとってしまうと勉強嫌いになってしまう。勉強嫌いになるとますます勉強できなくなるという悪循環が生まれてしまいます。今学校の勉強がわからない、ということはないようですが、すでに勉強に対してネガティブな反応を見せ始めているので今が大切だと思っています。

***

そうしてつきっきりで勉強を見ていると気づくことがいくつかありました。

一つは鉛筆の持ち方と運筆がおかしいこと。なんとなく癖が強いとは思ってましたが、ずっと見てるとすごくおかしいのです。姿勢にもかかわっている。これでは正しい字が書けるわけがない。もちろん箸の持ち方にも影響します。手を置く位置、運筆について指導すると、てきめんに改善されました。気づけて良かったと思います。

そのほかにも、子どもたちそれぞれの得意なこと、苦手なこと、算数などの概念の仕方の癖などなど。普段からちゃんと見てやれればよかったのですが、こんなに丁寧にみれたのはこの期間への危機感からです。

***

よその家でも午前中は勉強させているところ、公文やこどもチャレンジをしているところなど聞いたりします。お父さんと一緒にランニングしている子どももよく見かけます。この時期、こうして親がどれだけかかわってやれるか、やっている家庭とそうでない家庭の違いがのちのちすごく差が出てくるのではないかという気がしています。

自分の仕事もろくにはかどっておりませんが、今は子どもにかかわる時間をできるだけ大切にしたいと思っています。

春のこころは…

亀岡の道を車で走っていると、今年はやけに桜が目に付く。気になる。 山を見ると緑の中にあかりを灯したようポツネンとで咲く桜や、わいわい言っている声が聞こえてきそうな桜の集団が目について、なぜか「わわわ、どうしよ、どうしよ」っていう気分になります。

妻に「弁当作って夜桜を見に行こうか」って言ったら「寒いから昼にしよう」って言われました。昼となると行ける日が限られる。自分の都合と桜の都合を考えるとますますそわそわ。散ってしまう~って。桜の見ごろは短かく、うかうかしてると散ってしまう。そして散りだすと妙にさみしくなる。あの桜が散りだしたときのさみしさってなんなんだろう。桜には他の花にはない感情が沸き起こる気がする。

日本には古来より桜をうたった歌がたくさんあります。この季節になると私はいつもこの有名な歌を思い出します。


世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

(この世の中に、全く桜というものがなかったなら、春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょう。)


きっと1000年以上も昔の人も同じような気持ちでいたのでしょうね。桜そのものの美しさももちろんですが、すぐ散ってしまうゆえのそわそわ感が人を桜に引き付けるのかもしれません。

イートインお休みします

ふくくる新聞4月号

急ですみません。

感染予防として本日よりしばらくイートインはお休みさせていただきます。

パン、ドリンクのテイクアウトは通常通り可能です。

今日はお天気も良さそうですし、運動公園犬飼川沿いの桜並木を見ながらパンをかじるのもよいかもしれません。

写真はひさびさの「ふくくる新聞」。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やっと描いてくれた #野生酵母 #自家製酵母 #薪窯  #薪窯パン #亀岡 #ロケットストーブ #古民家 #カンパーニュ #ベーグル

パンがたくさん焼けないわけ

春の新作。『さくら大納言』

こんにちは。

3月はちょっと忙しくなりましたね。

最初はコロナのせいかな?と思っていたら、どうも「KYOTO SIDE」に掲載されたせいだ、となって、でもよくよく周りの話を聞いていたら合わせ技だったみたい。

というのも京都市内や大阪の方たちが「町で遊ぶのは危ない」ということで田舎へやってきているらしいんですね。だから亀岡の他のお店もお客が増えているところがちらほらあるようなんです。その上、地元亀岡の人も町へ出ず地元でウロウロしているとのこと。

そこで「なんか面白いとこないかな~」ってネットで検索したときに、たまたまうちの店が引っかかりやすい状況だった、というのが、どうもこの1か月の盛況のカラクリらしい(と推測)。

とはいえ、普通の店と比べたら来店者数の規模なんて全然しれたもんですし、先週くらいから早くも陰りが見え始めています。そろそろ普段の姿に戻るかな~なんて思っています。めちゃくちゃ美味しくて人気沸騰!というより焼いてる量が少なすぎるんですね。

この期間たくさんの新規のお客さまから「何時くらいならありますか?」と尋ねられ、完売したあとも「まだありませんか?」と言われる始末。本当にごめんなさい。あんまり焼けないんです。視線が痛い・・・。

では、どうしてたくさん焼けないのか?って話です。

物理的に大きな2つの要因があります。

一つは発酵がとれないこと。当店は自家製の天然酵母を使用しています。イースト菌で発酵させているパン屋さんが大半ですが、イースト菌と比べ天然酵母は発酵に時間がかかります。しかも当店は発酵器がないので余計に時間がかかります。

当店の場合前日に仕込みをして一晩かけて発酵させていますので、パンが足りなくなったからといって追加で仕込むということができないのです。

大量に仕込めばいいと思うかもしれませんが、じゃどこに置くのか?という問題が発生します。

そしてもう一つは焼ける量に限りがあるということ。薪窯は電気やガスのオーブンと比べ体積として焼くスペースをより必要とします。そして温度を上げるためにたくさんの時間を必要としますので、たくさん生地を仕込んだからと言ってさばける量に限りがあるのです。

通常のパン屋さんは、早起きしてパン生地を仕込み、発酵させてパンを焼きつつまた生地を仕込み、ということができるのでしょう。ですが、当店の場合この「仕込み→発酵→焼成」のサイクルが通常のパン屋さんと比べて長いのです。

当店のパンはそういうパンなのです。
ご理解いただければ幸いです。

混んでてごめんなさい

今週もご来店ありがとうございました。初めて来られた方はびっくりしたかもしれません。私たちもびっくりです。昨日の開店直後は列をなしていて驚きました。

連日13:00~14:00で完売してしまうという盛況ぶり。慣れてないのであたふたしてしまいました。先週土曜日も同様でして、コロナのせいで人の多いところを避けてるのかな~なんて思ってましたが、どうやら違ったようです。

3/2に『KYOTO SIDE~知られざる「京都」の魅力を発信~』というwebサイトにて当店が紹介されました。その中の『 「森の京都(亀岡・南丹)」でわざわざ足を運んで行きたいパン屋さん 』という特集にて3軒のパン屋さんのトップを飾らせていただきました。

失礼な話、こんなに影響があるとは思いもせず。でもライターさんが「他のキュレーションサイトでも紹介させていただきます」とおっしゃってたので、想定できないとダメでしたね。

ふつうはお客さんが列をなして来られると嬉しいものでしょうが、当店の場合ちょっと複雑な気分です。

というのは、お客さんがたくさん来たからと言ってたくさんパンを焼くことができないからです。そしてそのような状況に耐えうる運営設計がなされていないからです。

パンが少なすぎることへの不満、おつり間違い、車の事故、常連離れ、過剰な期待による失望、…恐ろしいことばかり考えて落ち着きません。

普段は閑散としていてお客様とお話を楽しめるぐらいのペースです。しばらくすれば落ち着くとは思いますが、よくよく考えるとwebの効果はTVで紹介されるより長引くのでは、とも思います。
心配な方はTELにて混雑具合、パンの残り具合を確認していただければ幸いです。

ゆくゆくは増産体制を整えたいとは思ってますが、そんなすぐにどうこうできるものではありませんから、しばらくは現状の生産体制です。悪しからずご了承くださいませ。

明智戻り岩

亀岡市にゆかりのある大河ドラマ「麒麟が来る」が好調ですね。
亀岡には明智光秀にまつわる史跡がたくさんあり、当店のある集落には「明智戻り岩」と言われる場所があります。今日はその「明智戻り岩」についてちょっと紹介します。

「明智戻り岩」は亀岡から池田へ抜ける国道423号法貴峠のちょうど上ったところ、法貴谷川の川沿いにあります。国道からは峠を登ったところに明智橋という橋があり、戻り岩の案内標識があるので、その存在を知っている人はいるかもしれません。
10年ちょっと前にこちらに越してきたときに一度歩いて見に行ったことがありますが、以来ほとんど訪れることはありませんでした。
今年から明智光秀を主人公とする大河ドラマが始まることになり、ちょっと気がかりがあって一昨年の秋に見に行ったくらいです。

2018年7月。4日から6日までここ法貴でも雨が3日間降り続きました。「平成30年7月豪雨」です。
町内を走り池田へと抜ける国道423号では法貴峠で崖の崩落のほか、路肩くずれが2件。
山の中を見てもたくさんの木が倒れているのがすぐにわかりました。
この災害後、案内標識があるところも倒木だらけで、戻り岩への歩道は通行止めになっていました。はた目にもとても近づける様子ではありません。

崖崩れ直後の現場

川が倒木でせき止められていると、台風などで増水した時に鉄砲水になる恐れがあるため、2018年10月、川の状態を見に行きました。
以前川沿いに続いていた歩道(というより山道)は倒木だらけで道もよくわからなくなっていました。傾斜が急な個所もあります。結構危険だなぁと思いながら登って行くと、ちょうど「南無妙法蓮華経」と刻まれた岩の手前でかろうじて残っていた道も川の流れで削り取られ通行不能になっていました。
この時は「上からは通行止めだし、これでは戻り岩は見れないなぁ。大河までには整備するんだろうか」と思いながら引き返しました。
しかし、2019年年末になっても明智橋のところから見る限り、その後も整備することもなくそのままの状態が続いていました。

川と岩の間の歩道が完全にふさがれている

2020年が明けて配達が再開し、国道を通ったときに明智橋のところがやけにスッキリしていることに気づきました。倒木は切られ、以前のような車一台か二台停められるようなスペースが出現しています。いよいよ大河がはじまったこともあり、行政もようやく手を入れたのかもしれない。これは確認せねば、と思い立ち、先日娘とどうなっているか見てきました。
下からだと結構急斜面を歩かないといけないのは知っていたので国道を山の上まで行って明智橋のところに車を停め歩きました。

明智橋より戻り岩方面

以前は無残な倒木だらけだったところは重機で道が復旧されています。まだ川や山側斜面にはところどころ切り株や倒木が見られるものの大人二人が通れるくらいの幅は整備されていました。
歩いていくと非常に大きな岩が立ちはだかります。こちらが「屏風岩」と呼ばれるものでしょうか。立て看板にはこう書いてあります。


「明智戻り岩
摂津と丹波を結ぶ峠道に大きく立ちはだかるこの大岩は、屏風岩と呼ばれていました。
天正十年(1582)六月一日、明智光秀が織田信長より豊臣秀吉の中国攻めの援軍を命ぜられて丹波亀山を出発し、先鋒が屏風岩に達したところで急遽京都本能寺へその鉾先を変え後戻りしたことから、後世に「明智戻り岩」と呼ばれるようになったと言われています。
また、一説には光秀が丹波攻めに際して、この岩まで進軍し駒を止めて斥候を出したところ、この先には討つべき敵はいないとの報告を受けたので、引き返したことによるとも言われています。
この谷には、屏風岩のほかに天狗岩、駒繋石、法華岩といったように名付けられた巨岩が多くみられます。この法華岩は享徳三年(1454)に「南無妙法蓮華経南無法主日蓮大聖人」の題目が彫られています。」


屏風岩(たぶん)

この岩からもう少し歩くと、以前は通ることのできなかった箇所に差し掛かります。
左手にはもう一つ「南無妙法蓮華経」の文字が刻まれている岩があるのですが、その上に大きな岩があり、まるで山の上から落ちてきてここで止まったかのようです。
実際落ちてきたのかは定かではありませんが、土砂や倒木が落ちてきたのは確かなようでこの箇所で山道は寸断されていたのです。
今も完全には戻っておらず、それまでの道より少し下がった位置が整理されているといった感じで歩くことができます。ただ、増水時は水に浸かりそうです。

法華岩(たぶん)。上から岩が落ちてきている?
上を見上げる

立て看板にあるように、岩にはそれぞれ名前があるようですが実際どれがどれだかはよくわかりません。
「南無妙法蓮華経」題目が彫られた岩も2つあるのでどちらが法華岩かわからないのです。でもおそらくは立て看板のあるところの壁のような岩が屏風岩で、上から落ちてきた?岩の下にある岩が法華岩ではないかと推測します。ちなみに文字は前者の方が大きく刻まれています。

コチラの明智戻り岩へはいちおう「法貴谷ハイキングコース」というもののルートに入っているようです。
ただ、先述したように豪雨被害によりハイキングコースは倒木などがあり、ただでさえ傾斜のきつい部分もあるため危険です。道もわかりづらいです。
もし明智戻り岩に興味がありましたら今回私が行ったように国道沿いの明智橋のところに車を停めて見に行かれるのがおすすめです。
大阪方面からでしたら国道423号で京都精錬所を過ぎた後の連続曲がり角を過ぎ、バイパス工事の工事個所が途切れるあたりに案内があります。
通り過ぎてしまうとUターンできるところが山を下りるまでありませんのでご注意を。
亀岡方面からだと法貴峠というヘアピンカーブが連続する峠を上がりきったあと右手にあります。こちらも通り過ぎるとしばらくUターン箇所がありませんのでご注意ください。

大河でクライマックスにさしかかると見学者が増えるのではないかと案じています。車は2台くらいしか停められませんので興味のある方は今のうちに来られたほうがよいと思います。
ハイキングコースからのルートはまた時間を見つけ確認しておきます。もし歩きやすくなっていれば、当店を起点に歩いていくのもよいかもしれません。ベーグル、スコーンが携行食にいいかもしれません。

ガッツのない窯

今日は雨降りのためか静かな一日でした。朝から少しあったかかったですね。

窯がまだ乾燥しきっていないためか蓄熱が若干弱い感じもしましたが、なんとか今日も焼けました。でも気温が高くなったせいか発酵がやや進み気味。

蓄熱の弱さをどうやって感じるのか。

焼き色はもちろんですが、温度の下がるスピードの速さです。しっかり蓄熱できているときは温度の下がり方もゆるやか。じわっと加熱されるので焼き色も均一になりやすいです。

この感じ、私たちは「ガッツがある」「ガッツがない」と表現しています。

窯の乾燥がすすむまではしばらく「ガッツがない」窯とのお付き合いです。