窯をお直し中

おはようございます。
世間は今日が仕事始めでしょうか。

今年の正月はわりとのんびり過ごしましたが、4日から始動しています。
17年4月に窯が壊れたときに1週間で直したのですが、あまりに突貫工事で気になる点が多々あり、最近またアーチが崩れてきていたため補修をすることにしました。

ちょっと長い正月休みなのは土の部分の乾燥時間をとるためなのです。


層により色もクラックも違う

いわゆるオーバーホールですね。すべて解体したわけではありませんが。

たくさんの発見があります。
前回の土塗りでは、内部の方を壁土の残りを使い、外側は田んぼ土を塗りました。はがしてみると、田んぼ土はクラック(亀裂)が入って大きなブロックになっていたのに対し、壁土はほぼクラックなしです。

たしか、一週間後には営業しなければならないので火を入れて強制的に乾燥させました(今回もその予定です)ので、すべて急激な縮小でクラックが入っているものと思っていましたからちょっとびっくりです。


一つ一つ慎重に

この2日で土の層をはがし、耐火レンガのドームをばらしました。こちらも前回急いで組みましたので目地はないしガタガタでした。

そのガタガタ具合が進んではいましたが、レンガ同士がしっかりと支えあいかなり強固なドームとなっていてレンガ一つとるのに苦労しました。ハンマーでガツンとやれば早いのですが、そうすると割れちゃいますからね。台形型の耐火レンガはホームセンターにありませんから大事にばらしました。

目地はなくともしっかり組めることがわかりました。


今回の本丸

さて、今日はこのアーチ部分を調整し、全体を組みなおします。

この画像を見て、崩れてる原因がわかりますか?
答えはまた次の投稿で(興味があれば)。

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