体力づくり

暮らし
八木城ハイキングコースにて

20歳を超えたのがついこないだのように感じるのですが、宇宙の真理には従うしかなく、体の各部署は老いてきているようです。

私より年長の人は「まだまだ若い。なんでもできる」といいますが老眼が始まり、白髪が増えはじめ、疲れが取れにくくなっている。
ちなみに50代の人は「40代の時は動けたけど50代なったら全然違うで」と言い、60代の人は「50代はまだ楽やったけど60代はあかんわ。」と言い、こういうのが延々と続きます。
「今の自分が一番大変」ということなのでしょう。

 

 

 

日常一番体力低下を感じるのが膝を曲げたときです。体重を支える筋力が衰えていることをまざまざと実感します。

女優の森光子さんは晩年までスクワットを続けることで健康長寿でした。ささいな段差につまづいて転んで骨を折って寝たきりになる、という話もよくあります。
やはり老いは足元から。自営業は有給も手厚い保障もありませんから、自分の健康には人一倍気をつけないといけないと思ってます。まだまだやりたいこともありますから。

 

 

そう思って昨年末からランニングを始めました。週一回亀岡運動公園を中心に無理のないペースで。ときには子どもたちを引き連れていくこともありました。いい感じで続いていましたがランニングの難点は顔が差すってことです。
別に恥ずかしいことしてるわけではないので気にすることはないんですが、ちょっと人目は気になります。とくに田舎ですからあちこち知り合いがうろうろ。なのでできるだけ人が少ない時間を選ぶことになりますが、そうするといろんな予定との兼ね合いで定期的に時間を確保するのも難しくなってきます。

 

 

そんな折、年始に亀岡駅北側にそびえる牛松山にハイキングに出かけました。子どもたちと葉っぱ集めゲームをしたり、頂上でお弁当を食べたり。薪を扱ったり、庭仕事をするようになってから木々や花に興味がましたこともあって、これがすごく楽しかった。この時に「ランニングより山歩いた方が面白いかも?」と思ったのです。調べてみると、山登りは運動強度もそこそこ高いらしいので、トレーニングと趣味と実益(木の知識が増える)が兼ねられる。というわけでランニングはやめてハイキングすることにしました。

 

 

 

以上のような経過ですので、本格的な登山を目指してはいません。主に低山を徘徊する、という感じです。投げ出さないようさっそくトレッキングシューズも買いました。とはいえ時間の確保は難しいのは変わりません。3月以降今のところ、近所の霊仙が岳のふもとを散策したのと、心学の道を途中まで歩いたのと(森林組合が作業中だった)、八木城を登ったくらいです。

 

 

 

面白いのはこの霊仙が岳のふもとです。「法貴古墳群」といって小さな古墳が林間に10個以上はあります。古墳と言ってもよく想像する前方後円墳みたいなのではなく、土を盛ったところに石室があるというだけですが、これはこれで見ごたえがあります。歴史に興味がある方は歩いてみるといいでしょう。霊仙が岳登山道に入って割とすぐの右側の林間です。もちろん、荒らしたりしてはいけませんよ。わたしはここをメインフィールドにして時間ある限りうろうろしたり登ってみたりしようと思っています。ガイドができるくらいになった面白いですね。そしてもちろん健康体を手に入れることも忘れません。

 

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